#book9 夢をかなえるゾウ

著者は水野敬也。愛知県生まれ、慶應義塾大学経済学部卒。

あらすじ

有名社長や芸能人、華やかな人たちが集まるパーティに参加し、みじめな思いをした会社員のもとにインドの神様であるゾウの姿をしたガネーシャが現れ、ガネーシャによる方法で成功に近づける、というストーリーである。

その中でガネーシャは夢をかなえるための課題を出していった。それが次の通りである。

夢をかなえるための課題

1、靴を磨



2、いくらかの寄付をする
 スタンダード・オイル社という石油会社を作ったロック・フェラーという人物は、全然裕福でない時から、収入の1割を寄付することを継続していたという。世の中の人を喜ばせたいという気持ちが稼ぐことよりも大事ということが分かっているからであろう。パナソニック創設者である松下幸之助も、世の中から貧困をなくすと大真面目に言っていたらしい。



3、食事は腹八分
 釈迦曰く、「一切の疫病は宿食を本とす。」



4、トイレ掃除
 トイレ掃除をするということは、人がやりたがらないことをやるということ。松下幸之助は、あえて工場の真ん中にトイレを設置して、いつも清潔にしていたそう。



5、人の欲しがっているものを先取りする
 ビジネスが得意な人≒他人の欲を満たすことが上手い人。



6、合った人を笑わせる



7、仕事が終わったらまっすぐ帰宅
 スタンド・バイ・ミーの著者であるスティーブン・キングは、教師をやりつつもその時以外の時間はほとんど小説を書くことに費やしていたそう。自由な時間というのは、自分がこれから成功していくための1番貴重な時間。



8、その日頑張れた自分を褒める
 何かしらを褒めて、頑張ったり成長することが楽しいことだと自分に教える。



9、1日何かをやめてみる
 カーネルサンダースは、長年続けたカフェを閉めることによって、フライドチキンの作り方を売ることができた。何かを手に入れるには、相応の代償を払う必要がある。



10、決めたことを続けるための環境を作る



11、毎朝身なりを整える
 ナポレオン曰く、「人はその制服の通りの人間になる。」



12、自分が1番得意なことを人に聞く、そして苦手なことも



13、夢を楽しく想像する
 あるとき、ビル・ゲイツがベルギーに行った時、顔にパイをぶつけられた事件があった。このパイを投げた人物はノエル・ゴダン。彼は40年近く有名人にパイをぶつけ歩くのを生きがいにしているらしい。
 彼みたいに自分なりの楽しみを追求するのも人生を充実させる一つの手かも。



14、運が良いと口に出して言う
 松下幸之助曰く、全ての責任は自分にある。世界の秩序は常に一定で変わらないが、自分の受け取れ方を変えることができる。せっかくなら良い方向にとらえる。



15、ただで何かをもらってみる
 劇作家であったシェイクスピアは、舞台を作るときはみんながお金を出してくれていたそう。失敗しても次も出してやるから頑張ってくれと。
 世渡り上手になろう。



16、準備は綿密に行う
 孫子曰く、「算多きは勝つ。」



17、身近にいる1番大事な人を喜ばせる
 多くの人にとってはこれは両親にあたる。これは『鏡の法則』でも同じことを言っていた。私的にこれが1番難しいと感じた。
 コカ・コーラの社長を16年務めたロベルト・ゴイエスタは、自社の大株主であるウォーレン・バフェットに毎日電話をして、近況を報告していたという。ゴイエスタは、誰が自分にとって1番大切な人であるかをわかっていたからこのようなことができたのであろう。



18、相手の自尊心を満たす
 鉄鋼王であるアンドリュー・カーネギーは、小さい頃、飼っていたウサギの餌を集めるために友達に集めさせた。そしてカーネギーはいっぱい餌を持ってきてくれた友達の名前をウサギににつけてあげた。カーネギーは大人になった時も同じ方法を使う。同業者をどんどん合併吸収して会社を作っていたのだが、その時相手の会社の名前を残すようにしていた。そうすることで社員もやる気になる。そのようなことをしていたおかげで、カーネギーは鉄鋼のことをあまり知らなかったくせに鉄鋼王と呼ばれるようになったのだそうだ。



19、人の長所を真似する、盗む
 モーツァルトは実は同じ世代の作曲家の研究をしたり真似したりすることで有名だったそう。世界最大のスーパーマーケットであるウォルマートの創設者サム・ウォルトンは自分の店よりライバルの店にいる時間の方が長かったくらい研究熱心であった。またスティーブ・ジョブズは、『彼は人のアイデアを盗む天才だ』って言われていたそうだ。
 セコいとか卑怯とかではなく、お客さんのために模倣することが大事。



20、求人情報を見る
 今の職より自分に合う職があるかもしれない。



21、お参りに行く
 プロゴルファーのタイガー・ウッズの母親は仏教徒で、ロサンゼルスでよくタイガーを連れてよくお参りしていたそうだ。アインシュタイン曰く、「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である」



22、人気店をよく観察する
 ビタミンCを発見してノーベル賞をもらったアルバート・セント・ジョルジ曰く、「発見とは、皆同じものを
見て、誰も思いつかないようなものを考えることだ。」



23、プレゼントをして大切な人を驚かせる

さらにこれらの課題を間違いなく行動に移すために、次の5つの課題を必ず実行に移す事が、ガネーシャが願っている事である。

ガネーシャの最後の課題

1、やらずに後悔していることを今日から始める



2、サービスとして夢を語る
 スティーブ・ジョブズは、会社の優れたマーケティングに優れた人をスカウトするために、なんと当時のペプシコーラの社長であるジョン・スカリーを口説いたのである。そのときジョブズは、『お前は一生砂糖水を売り続けるのか?それとも世界を変えたいか?』と言ったらしい。
 自分だけではなく、相手を満足させるような夢の語り方をして、夢を実現させる宣言をしよう。



3、人の成功をサポートする
 ライト兄弟は、自分が作った飛行機の特許を取り、自分以外が飛行機を作るのを訴えたりして許さなかった。すると最終的には航空会社から相手にされずに、姿を消してしまった。一方、頼まれたら引き受けるタイプであったグレン・カーチスが飛行機を作り出した時は、ライト兄弟に訴えられたりしたが、その時は自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードが弁護団を用意してくれたくらい、応援されていた。最終的にはカーチスの会社はアメリカ最大の航空会社に成長した。
 自分が本当に成功したかったら、自分の利益だけに目を向けないことが大事なのだろう。



4、才能を認められる
 あるところにエステル・ゴランタンという85歳のおばあちゃんがいて、彼女はたまたま『イディッシュ語(ユダヤ教)が話せる老婦人求む』という映画出演の募集のチラシを見つけた。演技の勉強などしたことなかったが、彼女はそれに応募し、オーディションに受かってしまった。その結果、彼女はアビル映画祭で最優秀女優賞に選ばれ、その後も続々とオファーが来たという。彼女は戦争中に収容所に入れられてた時期もあったくらい波瀾万丈な人生であったが、彼女は人生終盤でも活躍できたのであった。彼女のように才能が発揮されるまで諦めないことも重要なようだ。



5、毎日感謝する
 電気や電話のように、今の当たり前も先人の努力で作られたもの。世界を形作っている何にでも良いから、感謝する。感謝することで足りていない自分の心を満たす。

感想

最近、成功とは程遠い生活をしていたのでいい刺激になった。5年後くらいにはこれらの半分くらいは無意識になっている状態になっていたい。

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